INDIAN TURNING
CHIRIHAMAでの不甲斐なさから次はやったるぜ!って心に誓ったのは先日の日記の通り。でも人間の性根はそうそう変わるものでは有りませんw でも、やれば出来るんです。
次のターゲットはGRIZZLY CUPです。http://grizzlycup.blogspot.com/ 思い起こせば、モトクロスはバイクをけが人さんから格安で譲ってもらったので能登のモトクロスコースをちょっと走ったら面白かった!その程度。でも俺って中々上手いんじゃない?って勘違いして年に1回ほど乗ってた程度でした…。しかしいつだったらビンテージハーレーやインディアンでレースしよう!なんて恐ろしい事をやっている話を聞きつけました。それで、当時うまいんじゃ無い?って勘違いしていた私は走ってみて打ちのめされますw まさにレース。ただ走るだけでもやっとのモトクロスコースをサスペンションがついていないビンテージバイクで競争しちゃうんですよ!(むっちゃ怖え〜笑)
そんなレースにエントリーする事にしたのでした。
初めは、人に勝とうとかそんなノリじゃなくて、カッケーバイクで走ればOKみたいなノリでした。そんなバイクなんだからw で、実際走るとそれはレース。みんな本気です。むっちゃ怖かったと同時に速い人かっこいい!と思わず感動してしまいます。
同時に自分が下手な事を思い知って、上手くなりたい!速くなりたい!って男の子なら誰もが一度は憧れるスピードの向こう側へ引き込まれます!(笑)
最近暇な時にWeb漫画で湾岸ミッドナイトを読んでちょっと毒されています(笑)もう身をよじりながら走っちゃいます(爆) 本当はあいつとララバイとかバリバリ伝説とか読んだ方がイメージが近いのですが、無料配信してたのがたまたま湾岸ミッドナイトなので、まあこれで勘弁しときましょう🤣 https://ja.wikipedia.org/wiki/湾岸ミッドナイト わからない人はここで予習しといてw
さあ、と言う事で先日の千里浜に出てクソ遅かったINDIANを速くします。ここからは地獄のチューナーの出番です。俺の手がけたマシンで沢山の人が事故を起こす!そんな感じでポッキーズのメンバーが増えていく…なんてストーリーを頭に浮かべながらとりあえずキャブをバラします。
ちゃんと割り箸がハマっていますw ガソリンで膨潤していないか?とか色々心配していましたが、ちゃんと機能してますね。やっぱり天然素材は良いw
でもこのままして置く訳にも行かないので、割り箸を抜きます。
ページのコマをアップで誤魔化して連載する漫画家の如く、写真を多用します。ぽっかりと抜け落ちたこの心の穴を埋めていかなくては…笑 と言うことで、オーナーのK谷さんに何か送ってと連絡したら「なぜか持っていました〜」と早速いろんな丁数のスプロケット、カム、カムギヤと共に送られてきます(笑) この人本当にすごいわ。パーツを見たらポチる!パブロフの犬状態で無限にパーツを買っています😅
こんな小さなネジが悪さしてたんですよ。こんな些細な事であの遅さ…😭
これを交換してエンジンを始動してみます。ま〜割り箸でも機能的には問題が無いので、調子が特に変わる事は無いですが、気持ち調子が良くなった気がします(笑)でも、高回転がもう一つ回り切りません。ガスが足りないのか?濃いのか?を色々と触りますが、どうも変わりません。
多分点火時期だな…と地獄のチューナー北見は(しつこいw)点火時期をチェックします。進角レバー点火時期を早くする方向に動かすと少し良い感じで上まで回ります。以前は超高圧縮だったので点火時期を遅らせてあげなければ行けない仕様だったので辻褄は合います。それでは、点火時期を少し早めるにはマグネトーを時計と逆回転にずらしてあげる必要があります。
でも残念。そこにはマグネトーが動くだけのクリアランスが有りません(涙)この部分はシャフトを抜いてギヤ1枚分ズラして調整したりは出来ますが、それをする程大きくズレている訳でも無い。それならば!って言う事で中のユニットを進角させるプレートの位置で調整しよう!と考えてバラします。この頃になると手が汚れ出して、疲れ出して写真を撮る余裕も無く文章では伝わり辛いな〜と思ったら。過去の写真がありましたよw 流石オレw
マグネトーの中身はこんな感じで、真ん中に見えるのが点火カム。ややこしいのはこのエジゾン(あのトーマスエジソンの作った会社製w)マグネトーはギヤを介しているので元の回転と逆に回ります。で、このギヤを一個ずらす事も出来るけど、それだと結構ズレちゃいます。しかもどっち方向にズラすか考えながらやらなきゃ大変面倒くさい事になります。今回のズレとしては角度をほんの数度ずらしたいだけ。ギヤ一つだと行き過ぎです。
この丸印の部分がタイミングプレートのストッパーです。こいつを緩めてタイマープレートを回転方向と逆に回る様にしてあげればその分点火時期が早くなります。と言うことでズラします。足りなければストッパーを削って調整しようと思いながらも、とりあえず目一杯ズレる範囲で進めます。
エンジン始動して調子をみようとキックを蹴りますが、掛かりません…🥲 点火時期を少し遅らせたら掛かります。そのまま吹かしながら進角を1番早いところに持って行くと、ストン!ってストールします。
こ、これは…地獄のチューナーの見解wでは丁度そのタイミングで点火しても上の写真にある赤いキャップ(デスビローター)からデスビキャップを経由してプラグコートに電気を流すのですが、作り出した点火用の電流が走った時にはもうデスビキャップの裏の電極のずっと手前になるので点火出来ていないのでは無いか?と思います。
この状態で1番進角を進めた状態のちょっと手前で固定すると良く吹け上がります…。でも振動で遅い方にズレたら吹け上がらない。早い方にズレたらストール。どうせ一ちゅうんじゃい!💢
これは同時点火のハーレーには起こらないデスビ式の点火の宿命…。本当はここでもう少し調整幅を残して組み立てて、走りながら微調整をしていきたい所。
この問題は次回に持ち越し、とりあえずその日はそっと組み直しました。
次回は東京リベンジャーズに影響されて「譲れないものがあるんだよ〜!」なんて流れになっちゃうかも知れませんw
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