昨日の続き
一度つづく…ってやって見たかったのでやってみましたw
さて、スロットルからバラした悲劇とは…!その後とんでもない出来事が〜!
なんちゃって。これも一度やって見たかったガチンコファイトクラブみたいな流れ(笑) 無駄話は辞めて進めます。
取り敢えずスロットルはスピードが出せないだけで、まー頑張れば80キロくらいは出るので問題無いでしょう。そんなに出したらそもそも違反です。と言う事で、そっちは諦めてセルを回してみるも、うんともすんとも…涙
ウ〜ン、取り敢えず昨日のブログにも書いたクラッチレバーのスイッチか?と思いスイッチのカプラーを外して、電気が通りそうな針金を探して直結しようと頑張りますが、中々難しいのでホーンの配線を引きちぎってその配線を使って直結。
さ〜、これで掛かるだろ!とセルを押してもうんともすんとも…。まあ、良いや。私には秘策が有ります。セルが回らないのは恐らくスターターリレーだろう?それならば押しがけだ! 昭和のおじさんは逞しい。生きる術は何でも知ってますw
さーみんなに押してもらってスタート!・・・うんともすんともw
え〜掛からない。何をやっても掛からない。そんなバカな事が有るはず無い!でも掛からない…しかもここは小松。押しては帰れません。時間はすでに11時になろうとしてます。
でも、私の中での美学…みんな、俺の事は気にしなくて良いからさ〜目的地に行ってくれ!
大体動かなくなったらみんなで集まって励ますのが友情ですw でも、大人は容赦なくぶった斬る。自分が止まっても人には待って貰わず何とかするのが漢です。旧いバイクになるならば、動かない時には仲間には付き合って貰わず目的地に向かって貰う。大人の付き合い方です。
みんなは、迎えが来たりするまでコーヒー奢ってくれるなら待ちますよ〜!って言ってくれましたが無視しましたw だって財布に2000円しか無いですもんw さあ、追い返します!
とは言ったもののバカボンドの店長さんにはお世話になります。最悪バイクは置いて行っても良いと言ってもらい。一旦娘に位置情報を送って迎えにきてもらう事に…。でもよく考えたらバイクまた取りに戻らなきゃ行けないし、娘はペーパードライバーの初心者だし…と悩んでいて、良いことを思い付きました!取引先でもあり、同級生のケンちゃんに迎えに来て貰おうw 彼はハイエースだ!残念ながらハイルーフじゃないとカウルが邪魔になるが、この際外しちゃおう!と言うことで、工具も持ってきて〜とラインしたら快くOKが…。
人に迷惑かけまくりでごめんなさい🙏
彼はとても良い人なので気持ち良く迎えにきてくれる事に!本当感謝です。お店でコーヒーを飲みながら待たせて貰い、何だったらご飯ご馳走しようと思っていたら、今はコロナなので予定より早めに片付けているので、お礼は今度か…。
待っている間に携帯に配線図が入っている事を思い出しました!これは良い、さすが私w と自画自賛しながら配線図と睨めっこ。しかし、老眼でむっちゃ見えない(涙) しかもこの時間…特に目がしょぼしょぼ。配線図はず〜っと辿っていかないといけないので、大きくしたら更に大変。
こんなんですよ!で、よく見ていたらそういえばヒューズがあったな…。さっき皆でいる時にサトシが「ヒューズじゃないん?」って聞いてきた時に、「ヒューズは無い」とぶった切っていた!!! ごめん!サトシ。
そう言えば、配線やっている時にショートさせてヒューズ一個切ってしまって、それを銅線で直結していたな〜。思い出した!でもこの辺は結構バラさないと直せないので、来週やろう。そう思いながら頭の中で何度もシュミレーションをして置きます。一応リレーも注文して置きます。時間は大切です。
リレー本体もちょっと焼けてそうな怪しさも有ったので予備もどうせ必要だ。組む時にそのリレーに電源を送っているカプラーの部分が腐り落ちていたのを再生して有ったのだけどそこもチェックしたけど、今回は動かなかった…。コーヒーを飲みながら何度かバイクの所に行って色々と確認しても何も起こらず。(コーヒー代食い逃げすると思われない様に、いちいち店長にはバイク見てきま〜すと弁解w)ヒューズという仮説を立てながら配線図で確認。言い忘れていましたが、セル以外はライトもウインカーもブレーキランプも問題ないのです。だから点火はする筈だと、押し掛けトライしていたのでした。
で、シュミレーションではまず1番お金が掛からず簡単に治ることを祈りながらトラブルシューティングするのは商売でやってるバイク屋さんじゃない我々は必ずやりますw だから今回も、ヒューズだと思い込みたい!でもその裏付けが欲しい…そうすると自ずと点火コイルとスターターモーターのヒューズが一緒になっていて、ライト系とは独立している筈。で、その点火系のヒューズが切れたんだ!そう願いながら配線図で見るとそんな事なさそう…涙 いや、でもそんな事ある筈!
もう考えるのに疲れてので、バカボンドの店長とバイクの話。昔ナックルヘッド(ビンテージハーレーで1番偉いやつw)乗っていたけど、その後インディアンに乗っていた事等々を話していると、この店にもナオヤってインディアンに乗ってる若者がよく来るとか…。ん?ナオヤ?もしかしてブルーのインディアンを買って壊す度に持ってくるトラブルメーカーの?笑
でも、店長の話し振りだと意外とカリスマ性のある人物w
よくよく確認して行くと同一人物。店長曰く「そ〜言えば彼にインディアンの師匠がいるって言ってました!」って…。もしかして私の事か??そう言えば、つい先日もミッションがおかしいって言うから一緒にウチに来てエンジンとミッション下ろして今修理中だよねw それで他の人が師匠だったらあいつ殺す!でも奴の師匠って言われるのは弟子が不甲斐なさ過ぎて微妙w
そう言えば、最近ナオヤのインスタでカッコイイ店を借り切って店の中にバイクを飾ってパーチーしてたな〜。もしかしてここ?
ここで、登場人物紹介。ナオヤくんは当時20代だったと思うけど、インスタで見つけたバイクを英語も話せないし、海外に住んだ事も無い。しかも人生初めてのバイクなのに一目惚れして個人輸入した強者。ついさっきまで一緒に走っていたタカオの後輩でタカオに連れられてウチに来ました。
で、エンジンが掛かるようにしたりタンクのガソリン漏れ直したり、色々やってあげましたがかなりのポンコツ。修理して車検して始めて一緒に走った時に、ガソリンスタンドでいきなり全開で私にぶつかりながら国道にぶっ飛んで行きました。その時は正直「ナオヤ死んだ!」ってマジで思いました。心臓バクバク。フットクラッチに慣れていないからいきなりクラッチが繋がったのかと思ったけど、よく聞くとペダルが引っかかってしまったみたい…。偶然にも国道には車が来て居なかったので事無を得たのですが、本当無事で良かった。若者が目の前で死ぬのは見たく無い。そんなトラブルメーカーでちょっと後先考えない若者です。
でも、その友達もかなりのポンコツでツーリング中にマフラー落としたり、見た目はいかついけど礼儀正しいタフな変態達です。しかも、そんなボロバイクで遠出も出来るかっこいい奴らです。まぁ大体トラブってる気がするけど…笑
そんなナオヤも最近は腕を上げて来て、この前エンジン下ろす時には結構自分でテキパキとできる様になっていて、何か子供の成長を見守る親の気分w
何だかんだとナオヤの話題で盛り上がってると、いつの間にかお迎えが来てくれました。店長に丁重にお礼を言ってコーヒー代を払い、また必ずバイクで来る事を誓いバイクを積み込みます。
念の為高さを測ると、ワンチャンカウルつけたままで載せれそう!そーっと載せて見ると無事に載りました!やっぱついてるぜ!って思いながら、バカボンドを後にします。
しかしあらためて遠くまで来てくれたケンちゃんに感謝です。帰り道で、「いつでも迎えに行くよ!能登でも小松でも!」って言ってくれます。でも、忘れてた、この人意外と毒舌なんですw 「能登でガソリンピュ〜って出てたよねw」と…。そう、昔インディアン時代にガソリンタンクに穴が空いてガソリンが出てるのを指で抑えながらケンちゃんが来てくれるのを待っていた事をネタに笑われてますw
思い出したら、能登に1人でぶらりと走りに行って、コンビニでちょっとタンクからガソリンが漏れているのを発見!こんなのは良くある事w ここは古の技、軽く鉄の棒でコンって叩くと穴が埋まる。それを試したら、逆にガソリンがピュ〜って出てきた(笑)仕方ないので、こんな感じでアイスコーヒーのカップでガソリンを受け止めながら片手で電話をしてケンちゃんの助けを待っていたw
ガソリンはもったいないので、溜まったらタンクに戻しながら頑張りました。その後石鹸を擦り付けたらこの程度の漏れなら自走で帰れる事を学習したのはその事件がきっかけだった…笑
そして、時は流れて月曜日の夜。置いといても治るわけでは有りません。怪我と違って勝手に治ってくれないので調べます。まずはアクセル。バラしてグリスを拭いてみると肝心なギヤが欠けて飛んでます😭 まあ、これは想定の範囲内。中古の安いのは手配済み。
次は電装系です。とりあえずカウルを外しヒューズを確認。これはもう慣れたけど、光軸がずれるので本当はやりたくない。でもまあ、やらなきゃ始まらないのでやります。ヒューズの導通を確認したら切れてないです!一度切れたものを銅線で直結した方も問題ない…。ならなんでエンジンが掛からないのか?
セルはリレーだろうと仮定して点火コイルに行く+電源を確認しますが、電圧が0を示します。ん??何でだ? ヒューズも切れていなくて、コイルの電源はリレーとは関係ない…。
では、エンジンがかるのか?とセルボタンを押してもうんともすんとも(涙) もう流石に[う]を入力しただけで[うんともすんとも]が予測変換されてくる🖕FUCK!
まあ、後はキルスイッチ。このBMWのハンドルのスイッチはONとかOFFとか書いて有る印刷が全て擦れて消えています。で、その位置がRUNなのか?は土曜日はちゃんと合わせて有ったので、このポジションのはずだと言う事は確認済み。
うん、これは触らない様にしていた筈。今も、書いてある事が読めないので、これ触っちゃうと迷宮入り。何故か良くわかりません。RUNとSTOPともう一個ある3段スイッチです。国産車は普通2段…。
ネットでBMWのスイッチを検索しても同じ形の物は出て来ません。こうなったら、昔の画像を拡大して見よう!って事で拡大!
何と、スイッチの真ん中のポジションw うっそ〜ん!と言うことで、そこにポジションを合わせてセルボタンを押すと・・・・。
キュルキュルってw やった〜!治った。
原因はバカボンドでまずアクセルからバラシにかかった時に、スイッチに手が触れてしまったのでした!その前の不具合はおそらくリレーの電源の接触不良ではないか?と言うのが今の所の結論。
なら、キルスイッチのポジション位覚えておけよ!って突っ込みが聞こえてきますが、セルが回ると言う確信がある時は、これを適当に動かせば確実にエンジンが掛かるんですよ!さほど重要じゃ無いことに残り少ない脳みそのメモリーを使う訳には行きませんw
しかし疲れた…。今回は、ケンセーがキックペダルぶっ飛ばしたのを笑いながら「エンジンを掛けるのはやっぱセルだよね〜」って馬鹿にしたバチが当たったのかも知れません。
ケンセーごめんねw
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